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レーシックについて

●レーザーで角膜を矯正する

 LASIKは「Laser in Situ Keratomileusis」の略で、角膜にエキシマレーザーを当てることで角膜の曲率を変え、視力を矯正する方法です。日本では2000年に当時の厚生省からエキシマレーザーの使用が認可されたことで、レーシック手術が始まりました。角膜の表面を薄く削ってフラップを作り、それをめくったところにエキシマレーザーを照射すると、角膜の一部が蒸散し角膜の中央部が薄くなります。これにより、角膜の曲率が下がり、近視用のメガネを用いたの同様の効果を発揮して、近視が矯正されるという仕組みです。メガネやコンタクトレンズが不要になるうえ、入院の必要のない短時間の手術ですみ、術後の視力回復が顕著なので、大変人気を集めているのです。片眼だけの手術も可能でガチャ目と呼ばれる不同視の治療にも効果があるとされています。

●健康保険は適用されない自由診療

 レーシック手術は公的医療保険の対象外となるため、実費を負担する必要があります。また、自由診療なのでクリニックによって手術費用が大きく異なります。クリニックを選ぶ際には、事前の診断や説明をきちんと行っているか、症例は豊富か、料金は妥当か、といった点に注意して選びましょう。医療保険によっては手術給付の対象になる場合もあります。また、所得税の医療費控除の 対象になることもありますので、税務署に問い合わせてみるといいでしょう。

●円錐角膜などの場合には受けることができない

よいことずくめに見えるレーシックですが、手術を受けられないケースもあります。円錐角膜の場合には薄くなっている角膜をさらに薄くしてしまうため、レーザー照射ができません。また、近視が進行する10代は受けられないことが多いです。角膜の厚さなどは事前の診断で調査できますので、必ず事前に診断を行い、手術可能かどうかを見極めてから判断しましょう。